ニューヨークのイーストビレッジ地区で、緑茶のセミナーがあったので参加してきました。世界お茶振興会の主催で、講師は日本から来られるということで、ずっと前から楽しみしていました。カフェでおこならわれたセミナーは、それぞれ講師の方々の情熱で、とても中身が濃く、素晴らしいものでした。
米国で、わざわざお茶のセミナーに参加するような人は、当然と当然ですが、お茶への興味が強く、天竜茶をしっているだけではなく、天竜茶に対するレスペクトがあって、しかもその天竜の会話をしている場所がニューヨークなだけに、束の間、とても良い心持ちになりました。
講師の一人の方が、静岡の大学でお茶文化を教えてられる方で、なんでも明治の頃、清水から米国に輸出された静岡茶が、米国の出版業界でどのようなプロモーションをされたのかを調べておられるとのことで、当時の茶のラベルのグラフィックデザインの素晴らしさを大変わかりやすく教えてくれました。
そのデザイン(蘭字)を調べていたら、黒猫をモチーフにしたのがあったので、それをフォトショップで、我が家の猫風にしてみました。